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桃の芽接ぎ作業で【高品質な樹を得る】

こんにちは。
現在ぶどうの収穫最盛期となっておりますが、9月中にしておきたい作業がいくつかあります。

そのひとつが『芽接ぎ』です。

昨年、播いた種(台木品種)から育った苗に、増やしたい品種をの芽をくっつけます。
9月は活着がしやすいと言われています。

もしくは、3月下旬~4月上旬がよく活着します。

春接ぎの場合は、台木の芽が動き出してから接ぐと良いです。
これは私個人の経験上です。秋接ぎだと80%くらいですが、この場合だと95%は成功しています。ほぼ失敗していません。

そのため、増やしたい品種の穂木は、芽が動く前の3月中旬頃までに採取しビニールに包み冷蔵保管します。
4月~5月の間はチャレンジ可能です。

接ぐ際は、台木の芽を全て落としますので、5月に台木の芽が伸びていても問題ありません。

冷蔵保管しておくことで、1回接いで4~5日様子を見て動きがなければ、再度チャレンジ可能です。

台木品種は『枯死症に強い』と言われている台木を使っています。

各地域によって適した台木は変わってくるので一概にこれがいいとは言えません。
優れた台木に接ぐことで、寿命も長く、”良い桃”がたくさん採れます。

また、当然ですが、樹も生き物なので、同じ品種の桃でも、樹によって品質の違いが出ます。

高品質の桃を栽培するための第一歩は、
『高品質の桃がなる樹から採取した芽』を選び出し接ぐことです。

そうすることで、接いだ苗には、高品質な桃がなるというわけです。

『高品質の樹から採取した芽を接いで育った樹には高品質な桃がなり、
さらにその高品質の樹の中から良い実がなる枝を選び、それを接いでいく』

これを繰り返すことにより、同じ品種の桃でも、
他のどこにもない良い桃ばかりが成る樹を確保できるのです。

苗作りから自分たちで行うことで、質の高い桃ばかりが成り、品質のばらつきを防げるです。

今年は、全部で約100本位接ぎました。
その中からよく活着した伸びの良い苗を選びます。

接いだ品種は数品種。

その中の一つは、幻と言われる桃で、栽培者は数人だけいますが、販売している人はいない桃です。

早ければ3~4年後には少量ですが収穫販売可能だと思います。
現段階では詳細は言えませんが、ぜひ期待していただきたいです。

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