花穂整形は、満開を過ぎてしまうと実止まりが悪くなり、形の良いぶどうが出来なくなります。
そのため、満開までに3~4cmの大きさに揃え花穂整形をします。
そして満開を過ぎたら1回目のジベレリンを処理します。
品種にもよりますが、2回ジベレリンを行います。1回目は「種無し」と「肥大促進」を目的に行います。
1回目処理後、3日ほど経つと粒が大きくなってきます。良い房だけを残し、多い房は摘房して数を制限します。
その後たくさんついている粒を間引く「摘粒」を行います。
粒が多いと小粒だったり、粒同士が押し合って割れてしまうので、収穫時の粒をイメージしながら、
形良く十分な隙間ができるように粒を間引きます。
房を育てるというよりは、一粒一粒を育てるという考えで栽培しております。
そのため、徹底して粒を抜いていき、形よく大粒のぶどうに仕上げます。
その他
摘心、新梢管理、摘房、傘かけ、草刈り、栄養剤散布、潅水等。