現在は、桃、ぶどうの樹全てに”敷き藁”をしております。
敷き藁は昔から行われてきた有機農法です。
乾燥防止などの効果、これからの時期は、土壌の凍結防止にもなります。
そして、微生物増加効果があります。
微生物らに分解され、最終的に良い有機肥料になります。
稲藁には、主に”カリ”が多く、健全な樹を維持するために必須の養分です。
樹が健全に育てば、健全な実もなるわけです。
ただ、カリは多すぎても、他の養分とのバランスが崩れ良くないです。
そのため、藁は、全面には敷かず、樹の下にだけ敷きます。
1年もしないうちに、藁は腐れてその下にはミミズ増えています。
ミミズなど微生物が多い自然な土があるからこそ、
我々の桃、ぶどうは、”自然な旨み、自然な香り”があるのです。