さて、「マイハート」の現在の様子をご紹介します。
ここ数年で人気が出て有名となった新品種です。
私どもでは最も早く栽培販売に取り掛かりました。
栽培が難しい品種ではありますが2014年の植え付けから10年近く経ちコツを掴み、ある程度の収量も確保しています。
こちらは、マイハート粒抜き前の様子です。(6/21日)
一般的なぶどうですと、大きい良い粒を決まった数残していけば良いのですが、
マイハートは、大きくてハート型の粒を残さなければなりません。
元々全てがハート型の粒だけになっているわけではないのです。
そのため、粒の形をしっかり見ながら何回かに分けて徐々に行っていきます。
そこから約40日後の本日7月30日の様子です。(生育の早い房)
マイハートは生育が遅い品種で、例年8月になってから水が回り着色していきます。
この時期の粒は、色が入ると同時にもう一回り太り、ギュウギュウに押し合っている場合は粒が割れやすくなります。
予想以上に大粒になったり、粒が多い場合、この時期に粒を抜いたり玉直しをします。
どの品種もそうですが、着色初めのこの時期は特にデリケートなため気が抜けません。