こんにちは。
さてさて、ぶどうの芽傷処理をしております。
【芽傷処理前】
【芽傷処理後】
芽の前に傷を入れていくという作業です。
一体何のために!?
それは、発芽をよくするためです。
果樹は、枝の先端の2~3芽を強く伸ばそうとする特性があり、
その他の芽の発芽率が悪かったり、伸びが悪かったりするので、
この特性を生かして傷を入れるのです。
傷を入れることで樹は、
そこが先端だと錯覚し、萌芽促進するというわけです。
特に、巨峰、ピオーネをはじめとする大玉系のぶどうは、
発芽がしにくとされています。
家庭菜園などで栽培している方で、発芽しないという方が多いようですが、
芽傷を入れると、ほとんど発芽しますよ!